絵 湯村泰子(ゆむら たいこ)
写真・文 塩澤珠江(しおざわ たまえ)
大邱広域市 コーディネーター 丸山雅子
(大邱広域市観光文化財課 日韓通訳)
大邱(テグ)市の正式名は大邱広域市。「大きな原野」という意味で、繊維、金属、そして蓮根とリンゴの産地。リンゴの品質はアジアでも有名らしい。
これから2日間お世話になる観光文化財課の丸山雅子さんと無事に会えた。
先ずは「幸せの韓果」というちょっとドラマティックな名前のお菓子屋さんへ。
蓮根を使ったお菓子が色々積まれている。ウイークデーのせいかガランとした店内で目に入ったのが手描きののれん。裏側に回ってみたら風に揺れないよう魚の形のおもりが下がっていた。なかなか洒落っ気がある。
左はさくっとした食感のお菓子。いくらでも食べられそう。右はお茶うけにぴったりのしっかりした味の蓮根菓子。お皿は翌日行った陶器屋さんで買ったもの。
器いっぱいにたっぷり盛るのが韓国式だが、蓮の模様を生かしたいので、余白をのこした日本式の盛り方で。
昼食は、これまたドラマティックな「蓮の香のとどまる庭」と言う名のお店へ。
ランチョンマットにも蓮の花が・・・
大邱広域市の旅、まだ半日です。
つづく。