絵 湯村泰子(ゆむら たいこ)
写真・文 塩澤珠江(しおざわ たまえ)
大邱広域市 コーディネーター 丸山雅子
(大邱広域市観光文化財課 日韓通訳)
蓮根掘りの方法は大まかにいうと2種類あり「水掘り」と「鍬―クワ掘り」がある。日本でも地域によっては半夜月と同じ掘り方をする。
遠くにマンション群をのぞむ蓮田。ちなみに夏の光景を観光課から拝借した。
夏には「蓮まつり」が行われるそうだ。
食材としての蓮根栽培の地域なので、漢方材(蓮の実、蓮芯)は栽培していないとのこと。細い地下茎(ランナー)は輪切りにして乾燥、炒ってお湯にいれて飲む「蓮根茶」にしている。炒り方までは伺わなかったが、香ばしくて大変美味しかった。
一節が長いタイプの蓮根。一本一本手で掘りだす。蓮田の土は粘土質なのでとても重い。
ちなみに日本の「水掘り」はこんな風にする。写真は9月初旬、静岡県で撮ったもの。