大邱マンガ旅日記1日目の3

マンガ大邱表紙AS

 

 

 

絵 湯村泰子(ゆむら たいこ)
文・写真 塩澤珠江
コーディネーター 丸山雅子
(大邱広域市観光文化財課日韓通訳)

 

昼食後とりあえずホテルに荷物を置き、ベルベットのお店へ。
マンガ大邱12S1

繊維産業でも大邱は有名。その中でもベルベット(ビロード)が美しい、と知ったのは今回の旅。私たちにはあまりご縁がないかも~、と思いきや、見つけました、蓮グッズ!
模様の一部とアウトラインも透けているのが分かりますでしょうか?微妙な色合いの薄手のベルベット・ストールです。拡大してご覧ください。(巾60㎝ 長さ200㎝)。

ベルベットストールアップ
3階はショールームになっていました。そこでも蓮文様を発見!

ベルベット時代劇インテリアS
韓国時代劇には宮廷が背景になっているドラマが多く、女性の王族の居室には、色々な蓮が描かれた屏風などが登場します。これはその中で使われるインテリアだそうです。
大きな座布団や背もたれ、脇息に描かれているのは、李氏朝鮮時代の民画の蓮です。
なぜベルベットで作られているのか?ベルベットはライトの明りを吸収するため、撮影がスムーズに進むのだそうです。
(湯村さんと二人で中宮―皇后になった気分で記念写真を撮りました)

タイムスリップはここまで。
地元スーパーに出かけます。先ずは生鮮食品売り場の蓮根をチェック。

スーパー蓮根

スーパー蓮根スライスS
さすが韓国、白菜をどっさり買い込んでいるお母さん。キムチ作りは世界無形遺産に登録された発酵食品。滞在中、どんな食事にも美味しいキムチが必ずついてきました。

スーパー白菜
さて夕食です。

マンガ大邱13S
菊花亭でスケッチ中の湯村さん。
湯村さんは食事が運ばれると直ぐにスケッチ!
菊花韓定食のペーパーマットS

ペーパーマットにも蓮の絵が・・・。お腹一杯頂きました!
一日でこんなに大邱を満喫しました。明日は今回のお目当て二つ目に出かけます。

つづく。

大邱マンガ旅日記1日目の2

マンガ大邱表紙AS

絵 湯村泰子(ゆむら たいこ)
写真・文 塩澤珠江(しおざわ たまえ)
大邱広域市 コーディネーター 丸山雅子
(大邱広域市観光文化財課 日韓通訳)

 

韓国の蓮根の大産地「半夜月」へ。
マンガ大邱11S

蓮根掘りの方法は大まかにいうと2種類あり「水掘り」と「鍬―クワ掘り」がある。日本でも地域によっては半夜月と同じ掘り方をする。

半夜月蓮田

遠くにマンション群をのぞむ蓮田。ちなみに夏の光景を観光課から拝借した。

半夜月蓮田夏S
夏には「蓮まつり」が行われるそうだ。
食材としての蓮根栽培の地域なので、漢方材(蓮の実、蓮芯)は栽培していないとのこと。細い地下茎(ランナー)は輪切りにして乾燥、炒ってお湯にいれて飲む「蓮根茶」にしている。炒り方までは伺わなかったが、香ばしくて大変美味しかった。

半夜月クワ掘りS
一節が長いタイプの蓮根。一本一本手で掘りだす。蓮田の土は粘土質なのでとても重い。
ちなみに日本の「水掘り」はこんな風にする。写真は9月初旬、静岡県で撮ったもの。

水掘りS
水圧の強いポンプで蓮根が埋まっている近辺の泥を飛ばし、手探りで蓮根を掘りだす。
どちらの方法も大変な作業である。

大邱マンガ旅日記1日目の1

マンガ大邱表紙AS

 

 

 

 

絵 湯村泰子(ゆむら たいこ)
写真・文 塩澤珠江(しおざわ たまえ)
大邱広域市 コーディネーター 丸山雅子
(大邱広域市観光文化財課 日韓通訳)

KTX(韓国高速鉄道)で大邱へ
マンガ大邱8S

KTX釜山から大邱へ車窓からS車窓から黄葉の山々を眺める。

KTX車中でスケッチ中S乗車時間45分なれど、スケッチ開始・・・

大邱(テグ)市の正式名は大邱広域市。「大きな原野」という意味で、繊維、金属、そして蓮根とリンゴの産地。リンゴの品質はアジアでも有名らしい。
これから2日間お世話になる観光文化財課の丸山雅子さんと無事に会えた。
先ずは「幸せの韓果」というちょっとドラマティックな名前のお菓子屋さんへ。
マンガ大邱9S

蓮根を使ったお菓子が色々積まれている。ウイークデーのせいかガランとした店内で目に入ったのが手描きののれん。裏側に回ってみたら風に揺れないよう魚の形のおもりが下がっていた。なかなか洒落っ気がある。

幸せの韓果のれん裏S

幸せの韓菓1S左はさくっとした食感のお菓子。いくらでも食べられそう。右はお茶うけにぴったりのしっかりした味の蓮根菓子。お皿は翌日行った陶器屋さんで買ったもの。
器いっぱいにたっぷり盛るのが韓国式だが、蓮の模様を生かしたいので、余白をのこした日本式の盛り方で。

マンガ大邱10S
昼食は、これまたドラマティックな「蓮の香のとどまる庭」と言う名のお店へ。

「蓮の香がとどまる庭」全景S
外壁に描かれた蓮の花がお出迎え。

「蓮の香がとどまる庭」ランチョンマットS
ランチョンマットにも蓮の花が・・・

{蓮の香がとどまる庭」店内蓮根の絵 大胆に壁に描かれた巨大な蓮根!

大邱広域市の旅、まだ半日です。

つづく。

釜山マンガ旅日記

マンガ大邱表紙AS

 

 

 

 

 

絵・湯村泰子(ゆむら たいこ)
文・写真 塩澤珠江(しおざわ たまえ)

エアー釜山とロッテ免税店。
マンガ大邱5S
湯村さん機内でスケッチ中S

 

 

 

 

 

短い搭乗時間でもセッセとスケッチ。

格安ツアーなので、フリープランなれど空港からホテルに行く前に免税店に送り込まれました。

私たちは免税店で扱っている商品には関心がないため、売場を一回りしてパウダールームで休憩。あ、そうだ!次女に「お土産は化粧品系が欲しいな~」と言われたのを思い出し、私はパック売場へ。パック成分に流行があるとはさすがコスメ王国、知らなかった。「かたつむり」か「蜂」か「毒蛇」か迷っている間、湯村さんはパウダールームで機内スケッチの色仕上げ。女性買い物客がいっぱいいるのに、パウダールームはガラガラ。

ロッテ免税店パウダールーム2Sスタッフが覗きこんでマンガにニコニコ。

さて、釜山のホテルにチェックイン。

マンガ大邱6S
サムギョプサル2食べる前にスケッチ!お店の元気なおばちゃんが手際よく焼いてくれました。

猫舌の私はスケッチが終わるまでビールを飲みながら店内観察。
お客さんがいっぱいで、活気があり、なんだか嬉しくなってしまう店でした。
サムギョプサルが売りの店で、白菜キムチもモヤシキムチも焼きます。韓国料理は体も心もあったかくなる、を実感。

さて、翌朝、ホテルから地下鉄に乗り釜山駅へ。そして新幹線に乗って大邱へ。ガイドもいない旅なので地下鉄に乗るのも緊張する。ハングル文字が分からない・・・
マンガ大邱7S

町の人たちはとても親切で、地下鉄駅の階段上で湯村さんを待っていたら、若者が3人も大きなスーツケースを運ぼうとしてくれました。お願いしてしまうと湯村さんと会えなくなるので、丁重にお断りしました。でも、感謝!

KTXチケットを購入中の湯村さん

 

 

 

 

 

 

新幹線のチケット購入中の湯村さん。

チケット無事購入!お腹が空いた!駅の食堂で朝からキムチつき定食。美味しかった~。

釜山駅朝食1
釜山駅朝食2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、腹ごしらえも済み、KTXに乗り込みましょう。

*釜山の読み方については、下記を参考になさってください。
韓国・釜山の読み方は変更になったのでしょうか? 【OKWave】

つづく。

韓国・大邱マンガ旅日記No1

マンガ大邱表紙AS

絵・湯村泰子(ゆむら たいこ) 文・写真 塩澤珠江(しおざわ たまえ)

1年前のちょうど今日、マンガの湯村泰子さんと大邱(テグ)へ出かけました。
相変わらず「蓮」をもとめての旅です。大邱は韓国内の蓮根シェアー率が30%以上と言われている地域で、朝鮮半島南部の港・釜山からは新幹線で一駅です。
いつも格安ツアーのフリープランを利用します。旅行社とコーディネーターは全てネットで湯村さんが探し出し、ご当地で何をしたいか?調べたいか?は塩澤がプランを組む、という絶妙なコンビです。どうぞお楽しみください。

マンガ大邱1w300

マンガ大邱2w300マンガ大邱3w300これまでの蓮の旅は蓮の花が咲いている暑い季節だったので、冬支度で出かけるのは初めてでした。さて、どんな蓮情報に出会えるか・・・プランを立てているときから楽しい・・・。

マンガ大邱4w300つづく。

マンガ旅日記『ベトナム・ハノイ編NO.10』

ハノイの旅も最後の一日、二人だけで地図を片手に歩く。行きたいところを日本で一応チェック。蓮料理が載っている本(なぜか日本語訳つき)、蓮が彫られた石の箱などゲット。ハノイマンガ旅日記20-1

ハノイマンガ旅日記21-1

ホアンキエム湖のカフェで。

ガイジン観光客が入る湖畔のレストランでベトナムコーヒーをスケッチ中の湯村サン。

骨董と少数民族の手芸品店ではベトナム・ドンが殆ど無くなり、湯村さんが買いたいもの(サパ族の布)が高かったので諦めかけたら、どんどん値下げをしてくれる・・・それでも足りない・・・つたない英語で「今夜日本に帰るのでコレしか無い」と言ったらOKに。
ベトナムは社会主義共和国、プロパガンダ・ポスターが今でも売られている。デザインには農民や子ども、銃とともに蓮が描かれているものも多く、これは私のコレクション。
チェ・ゲバラのポスターもあった。

ハノイマンガ旅日記22-1というわけで、夕食は抜きでした。
でも、無事帰国。

ハノイマンガ旅日記23-1

湯村泰子プロフィール画2

湯村泰子の『マンガ旅日記ハノイ編』は今回で終了いたします。(文・塩澤珠江)

次回から「韓国・大邱(テグ)」塩澤版(写真と文)が始まります。その後、「マンガ旅日記」が続きます。どうぞお楽しみに。

マンガ旅日記『ベトナム・ハノイ編NO.9』

ハノイマンガ旅日記17-1

ハノイマンガ旅日記18-1

「カーチュー」は15世紀に生まれたベトナム北部の伝統音楽だが、19世紀末(フランス統治時代)に富裕層が遊興の対象にしたため芸術としてのイメージが損なわれ、心ある一部の音楽家が細々と受け継いできた。2009年ユネスコ世界無形文化遺産になり、若い世代の演奏家も育っている。お化粧もしていない初々しい少女が演奏する姿は愛らしく
頼もしかった。

カチュー奏者スケッチ中2

カーチュー演者の女性をスケッチ中。

ハノイマンガ旅日記19-1

カ―チューの切なくなるような演奏を堪能したあとは、元気に食事。外国人のバックパッカーが多い店で、我々も違和感なく溶け込める雰囲気。料理は厨房内にある大きな台からチョイスする仕組みで、種類が多く何回か通わないと選びきれない。今回は食事の場面が主になり、お許しください。

続く。(文・塩澤)

マンガ旅日記『ベトナム・ハノイ編NO.8』

おいしい朝ご飯とベトナムコーヒーをいただいて車に乗り込み走ること一時間。
自生のピンクの花が広がる蓮田です。どこまでも続く土の道と広い空、誰もいない真夏のニンビンはまさにシャングリラ(桃源郷)。

ハノイマンガ旅日記15-1

 

ニンビンの大空

道を挟んで右側が蓮田、左側は水田。

ニンビン蓮田2

蓮田で仕掛けたエビ篭を回収する若者。ベトナムの蓮の葉は大きくて少し外側に反り返っています。

ニンビン舟遊び

竹の小舟でクルージング。

竹小舟をこぐ女性

小舟を漕いでくれた女性。カームオン!(ありがとう)

ハノイマンガ旅日記16-1

牛の世話をするおばあちゃんと。

下の道からトコトコあがってきてくれました。日に焼けた人懐っこい笑顔で、ケラケラ良く笑う楽しい人です。

続く。

マンガ旅日記『ベトナム・ハノイ編NO.7』

ハノイ中心部から車で一時間半位のニンビンに蓮を見に行きました。先ずは道中光景を。

ハノイマンガ旅日記13-1

ハノイマンガ旅日記14-1バインクオンと青菜色々

奥の右側がバインクオン(米のクレープ)、左が炭火豚肉を入れたコッテリ味のスープ。スープにバインクオンと青菜を好きなだけ入れて食べる。青い実はスンという椿の実位の大きさ。固くて苦味が強く周りでは皆美味しそうに齧っていた、がコーディネーターの勝さんも首をかしげる味だった。

ニンビン行き朝食スケッチ中。

朝食中もせっせとスケッチ中の湯村さん。

ニンビン行き。炭火焼肉のお兄さんと。

炭火焼肉のオニイサンとスケッチブック片手に国際交流中。

アイスコーヒーも食事も絶品でした。もう一度食べたい・・・。

旅本には「氷や生野菜は要注意」と書いてあるが、私たちのお腹は丈夫らしく、アジアの旅を楽しむにはこれが必須。

続く。

 

マンガ旅日記『ベトナム・ハノイ編NO.6』

湯村泰子プロフィール画2ベトナムは日本と同じような南北に長い国で、北部ハノイの今日12月23日は気温17度、湿度32%、東京は8度42%。今年7月18日から5日間、マンガ家・湯村泰子さんとでかけたハノイは気温32度、湿度72%でした。ちょっとお休みしてしまいましたが、ハノイのあの蒸し暑さが懐かしくなるマンガ旅日記・ハノイ編の連載を続けます。

ハノイマンガ旅日記11-1

ハノイマンガ旅日記12-1

ワイルドロータスでスケッチ中

私たちにしては珍しくセレブ系のお店で、商社が接待で使うような雰囲気です。お隣のテーブルはそれらしき日本人男性陣が背広姿で食事中でした。
料理が出されると、食べ始める前に湯村さんはスケッチ、私は写真とメモをとらねばなりません。写真を撮る人はいっぱいいますが、絵は珍しいらしくスタッフが覗きはじめます。その子を「美少女マンガ」の主人公のようにササーッと描きあげて渡したら、次から次へと並ばれてしまいました。
言葉は話せなくて「万国共通」の絵は強い!

続く。