シックなラオス北部-ルアン・プロバンの絹織物

ルアン・プロバン(ルアン・パバーンとも表記されます)は、世界遺産にも登録された日本の京都のような古都です。コリン・グラフトン氏が1971年~72年に訪れた頃に織られていたものは、現在のものとは大分趣きが異なるようです。
一言でいえば、色合いと紋様がとてもシックで、他の地域の織物にはない雰囲気です。

ルアン・プロバンの布1

ルアン・プロバンの布S
絹の柔らかな手触りを是非お手にとって味わってみてください。
明日9月30日はコリン・グラフトン氏が11:00~13:00までいらっしゃいますので、ご質問などあればどうぞ。

 

 

ラオスの織物1970~1990年

幾何学模様なのに、ところどころ迷子になってしまったような模様。観光用にととのえることなく自由に織られた手の仕事。楽しい・・・

ラオス織り4

 

ラオス織り3

 

ラオス織り5

コリンさん在廊日
9月30日(火)11:00~13:00
10月4日(土)14:00~16:00ギャラリートーク
5日(日)11:00~18:00
どうぞお出かけください。

ラオスの織物1970~1990年 9月29日(月)から始まります。

ラオスの織り物DM写真S1990年ごろコリン・グラフトン氏が撮影した野菜売りの少女。彼女が身につけている帽子や上着にほどこされた刺繍は、きっと母親が一針一針刺したのでしょう。別の写真の幼い女の子たちも見事な刺繍の帽子や細い帯をしています。広場で女性たちが集って刺繍をしている場面もあります。

ラオス襟飾りこれは背中につける襟飾りです。

ラオスポシャット刺繍ポシェットの見事な刺繍。

次回は織物をご紹介します。

ラオスの織り物 1970年~1990年

Girl

コリン・グラフトン氏のコレクションから

9月29日(月)~10月5日(日) 11:00~18:00 会期中無休

アジアの工芸品をこよなく愛する英国人コリン・グラフトン氏が、1970年~1990年まで蒐集した織り物と刺繍布を展示販売いたします。
ラオスはインドシナ半島にあり、東はベトナム、西はタイ、南はカンボジア、北は中国、ミャンマーに囲まれた内陸国で、49もの少数民族が暮らしています。
ゆっくり丁寧に織られた絹織物や、やさしく刺繍された手仕事を是非ご覧ください。

●コリン氏によるギャラリートーク 10月4日(土)14:00~16:00
革命前の王国だった頃に撮影した貴重な写真と、織物にまつわる話など。

定員30名 無料