絵 湯村泰子(ゆむら たいこ)
文・写真 塩澤珠江
コーディネーター 丸山雅子
(大邱広域市観光文化財課日韓通訳)
繊維産業でも大邱は有名。その中でもベルベット(ビロード)が美しい、と知ったのは今回の旅。私たちにはあまりご縁がないかも~、と思いきや、見つけました、蓮グッズ!
模様の一部とアウトラインも透けているのが分かりますでしょうか?微妙な色合いの薄手のベルベット・ストールです。拡大してご覧ください。(巾60㎝ 長さ200㎝)。
韓国時代劇には宮廷が背景になっているドラマが多く、女性の王族の居室には、色々な蓮が描かれた屏風などが登場します。これはその中で使われるインテリアだそうです。
大きな座布団や背もたれ、脇息に描かれているのは、李氏朝鮮時代の民画の蓮です。
なぜベルベットで作られているのか?ベルベットはライトの明りを吸収するため、撮影がスムーズに進むのだそうです。
(湯村さんと二人で中宮―皇后になった気分で記念写真を撮りました)
タイムスリップはここまで。
地元スーパーに出かけます。先ずは生鮮食品売り場の蓮根をチェック。
さすが韓国、白菜をどっさり買い込んでいるお母さん。キムチ作りは世界無形遺産に登録された発酵食品。滞在中、どんな食事にも美味しいキムチが必ずついてきました。
ペーパーマットにも蓮の絵が・・・。お腹一杯頂きました!
一日でこんなに大邱を満喫しました。明日は今回のお目当て二つ目に出かけます。
つづく。